【開催レポート】Enjoy!! KIMONO 着物でお出かけ 着物で楽しく学ぶ ワインと秋の味覚のマリアージュ

大人気イベント
『 着物で楽しく学ぶ ワインと和食のマリアージュ 』

第3回目 開催しました


1回目は参加者の出身地ワイン
2回目は夏なので白ワイン


そして、3回目は乾杯を除き
オール赤ワインを楽しむセレクト


今回も六本木のミッドタウンにある
水簾 さんの特別メニューをご用意していただき
開催しました。


今回も講師は

着物も素敵に着こなされ
ワインをこよなく愛する
シニアムリエ の上田紀子さん





もちろん、ワインも上田さんに
セレクトしていただきました


さて、早速1杯目


 

りんごと言えば秋

フランスの
ナチュールのシードル
(化学肥料や農薬などを使用せずに、
できるだけ自然な製法で造られたもの)






乾杯!


お食事のスタートは

『秋の吹き寄せ』
八寸からです

 

紅葉や葉っぱもそうですが
お料理の色合いも見る限り秋

目でも楽しませていただきました。


そして、2本目は
東欧ルーマニアの 『ピノ・ノワール』



ピノ・ノワールとは一般的には
果実味と酸味がしっかりと感じられるワイン


でも、同じピノでも
フランスとピノと
ルーマニアのピノはまた違うそうです

今回のワインは
香りはいちご、花、クランベリー

飲むと甘酸っぱさと酸味があって
キレがあります

胡桃飴煮の香ばしさによく合います
そして、西京焼きとも
よく合うワインだそうです


3本目 合わせたワインは

オーストリアのツヴァイゲルト



お椀は『名残鱧 平茸』

鱧は夏では?
と思われる方も多いですが
秋の鱧は脂がのっていて格別です



ワインは
果実系が主体ながらも
口の中で酸味が広がります


あっさりした白身のお魚も
わさびや、醤油をつけると
赤ワインにあります




向付は
本鮪と平目でした



4本目は

南仏からは、神話、神秘という名前の
赤ワイン


 


フクロウのエチケット(ラベル)が目印です

赤ワインと言えば、お肉ですよね。
『十勝ハーブ牛サーロインステーキ』を
いただきました


その前にちょっとお試し


赤ワインの味わいにクランベリーや
ブルーベリーの表現がありますが、
実際に皆様に食べて味わいを確認していただきました。


すると、ピノやツヴァイゲルトはクランベリー、
ボルドーはブルーベリーと同じ味わいであり、
実感納得していただきました。

ナッツは樽熟のワインの香ばしさと相乗します。






最後は日本のワイン

山梨のメルシャン
マスカットベリーAです



合わせたお料理は
すっぽんの飛龍頭の入った『鍋』

日本料理には、みりんや出汁、お醤油が
使われているので
マスカットベリーAによく合います


デザート用に少しワインを残しておきながら

新米の南部羽釜炊きご飯



この頃には、
もうお腹いっぱいで、何も食べられない!
と思っているのですが



お漬物と、卵焼きと、ちりめん山椒
ついつい完食
いや、ちょっとお代りまでしてしまいました




デザートは

『焼き芋のプリン』

濃厚なプリンは
最後にちょっと残しておいたワインに
よく合いました


今回の空きボトルはこちら








土曜日の昼下がり
ほろ酔い気分でお開きとなりました


<ご参加された方のご感想>

⭐️先生のお人柄!お話しに引き込まれて、お料理とワインの相性など分かりやすくお話しされて勉強になりました。考えて選んでいなかったワインもこれから考えて飲めると思います。


⭐️イメージできなかった和食と赤ワインとのマリアージュでしたが、上田講師の説明を聞いて、実際にいただいたら、不思議!とっても合うんです。
毎回すてきな企画をありがとうございます。

 

⭐️ワイン会の参加は3回目となりましたが、毎回先生のワインの知識とセレクトに感銘を受けております。
赤ワインは和食には合わないという固定概念が覆されました(笑)。みごとにマッチして、お料理がより美味しくなり感動しました。ありがとうございました。

 

⭐️和食と赤ワインは難しいと思っていましたが、今回も先生の素晴らしいセレクトで、どれも美味しくいただきました。