開催レポート【着物でお出掛け】 建築士と巡る日本橋

日本橋の三越本店のライオン前で待ち合わせ

 

このライオンさん
年齢は、109歳

1914(大正3)年、本館完成に合わせ、
当時経営トップだった日比翁助が
「勇気と気品、度量の象徴」として設置。

ロンドンのトラファルガー広場にある
ネルソン記念塔の下のライオン像を模して作られ、
三越のシンボルともいえる存在となった。

関東大震災で本館は消失しながらも同像は焼け残り、
太平洋戦争では金属類の回収令で供出されたものの
奇跡的に溶解を免れ、戦後、東郷神社(渋谷区)の境内で
発見されるなど、激動の100年を「生き延びた」




本日のご案内人は
きもの大好き建築家 放生さん 

普段はヘルメットで現場にも出向きます
趣味はバレエ・茶道・街歩きと
引き出しが多くてお話も弾みます


さて、縁起物のライオンを撫ぜて
日本橋巡りがはじまりました


みんなで建物を見上げて、
ほほぅ〜


三越さんにおじゃまします

 

入ってすぐの天井
よくよく見ると、とってもおしゃれ!

今までなんどもの通っているのに
じっくり見たことありませんでした

こちらはみんな大好き隈研吾さんのデザイン

そして5階までの吹き抜けには
天女(まごころ)像 昭和35年設置
佐藤玄々作 H11m

 



時間は10年費やし 製作費は当時の価格で1.5億
貴船神社内のヒノキで作られてるそうです


こちらも、じっくり見たことはありませんでしたが
見れば見るほどすごい像でした



後ろ側もすごかった!

そして、建物の細部のお話



大理石がふんだんに使用された建物
アンモナイトも所々に。

建築のことは知らなくても興味深いお話がいっぱいです

レトロなエレベーターにのって屋上へ
ご存知でした?

屋上には、BBQ場や庭園、神社がありました



そしてお隣の三井本館→日本銀行と散策

日本らしくない建物をご紹介いただきました



こんな洋風だけど、
三井本館には、家紋が彫られています



さて、そろそろお腹がすいたので
老舗料亭 「なだ万」さんへ


まずは乾杯!

ほうれん草のお豆腐


あさりご飯 をいただきました!


今日は、外国人の方や、
海外から一時帰国の合間にご参加など
インターナショナルなメンバーだったので
着物の話や、海外の話で盛り上がっていました


お食事の後は
先ほど見られなかった三越の6階へ
三越劇場始め、このフロアもすごかった。。。


こちらの三越さん


国指定重要文化財 ってご存知でしたか?

最後はみんなで福徳神社へ行って
解散となりました



ご参加いただいた皆様
ありがとうございました

小雨の中のスタートでしたが
建物内も多くて、ほとんど雨に
当たりませんでした


皆様のコーディネートはこちら!
(像をいれたら小さすぎました、笑)



<ご参加された方のご感想>

⭐️普段なら素通りしてしまう建物の彫刻や建築家ならではの視点での楽しみ方などとても興味深く楽しい街歩きでした。ぜひ第二弾も開催してください!

⭐️知らない事ばかりで、お勉強になりました。上を向いて歩いてしまいそうです。 奥が深そうですが、気にしているだけでもきっと違う感動がありますね。 ありがとうございました♪


レポートは
京都 きもの京小町東京店スタッフ
みつやまでした

添乗員の経験者で、大好きな仕事だったため
久々皆さんと一緒に歩くのがめっちゃ楽しかったです♪